スイス日本語教師の会主催による日本語教育セミナーの記録

開催日/場所講師名主な講義内容 
2017年
3月19、20日
ベルン
迫田(さこだ)久美子
国立国語研究所 名誉教授・客員教授
「第2言語習得理論とその授業への応用」 
9月10日
ベルン
奥村三菜子先生
鹿児島キャリアデザイン専門学校
「自分で考える・みんなで考えるおいしい学び - 学習者と教師の自律学習能力アップのための味付け -」 
2016年
3月19、20日
ベルン
當作靖彦
カリフォルニア大学サンディエゴ校教授
「21世紀を生き延びるグローバル人材を育てるための日本語教育」  
分科会
9月18日
ベルン
平川俊助先生
国際交流基金ケルン日本文化会館 日本語教育専門家
主な講義内容: 「『学び方』を学ぶために - 自律学習を支える活動を考える -」 
2015年
3月14、15日
ベルン
川口義一
早稲田大学名誉教授 
「外国語教授法の応用による自己表現活動中心の初級日本語教育」  
分科会
9月13日
ベルン
カタリーナ・ドゥツス先生
国際交流基金ケルン日本文化会館 常勤講師
主な講義内容:課題遂行型能力を評価する~ロールプレイテストを作る! 
2014年
3月22、23日
ベルン
嶋田和子
アクラス日本語教育研究所
代表理事
主な講義内容:教材を見る目を養う 
分科会
9月6日
ベルン
羽太園
国際交流基金ケルン日本文化会館 日本語教育専門家
主な講義内容:「まるごと 日本のことばと文化」徹底解剖 
2013年
3月16、17日
ベルン
山内 博之
実践女子大学文学部日本文学科 教授
橋本 直幸
福岡女子大学 専任講師
主な講義内容:スイスで学ぶ学習者のための会話教材 
分科会
9月14日
ベルン
福島青史
国際交流基金ロンドン日本文化センター 日本語教育チーフアドバイザー
主な講義内容:日本語教育における『文化」の大切さについて 
2012年
3月24、25日
ベルン
由井紀久子教授
京都外国語大学外国語学部
「接触場面におけるライティング」 
分科会
9月22日
ベルン
熊野七絵 
マドリード日本文化センター
日本語上級専門家
アニメ・マンガの日本語
JFS準拠『まるごと 日本のことばと文化』の紹介
 
2011年
3月19、20日
ベルン
川口 義一 教授 
早稲田大学大学院日本語教育研究科
「ピンチに強い教授法 — 文法・発音・敬語なんでもOK」 フォーラム 「話す」「読む」「書く」「聞く」をテーマにグループごとに経験を交流する 
分科会
9月3日
ベルン
磯村一弘 
国際交流基金ケルン日本文化会館
日本語教育専門家
「音声を教える」「WEB版『エリンが挑戦!にほんごできます』」 
2010年
3月6、7日
ベルン
小山悟
九州大学留学生センター准教授
「教材開発とシラバス・デザイン ―『わかる』授業から『できる』授業への転換―」8
分科会
9月4日
ベルン
研修報告
フックス美千代
国際交流基金欧州日本語教師研修会 概要報告
「JFスタンダードとCEFR」 
研修報告
スルツベルゲル佐和子
「JFスタンダードを使って:ワークショップ」
近藤裕美子
国際交流基金パリ日本文化会館
日本語教育アドバイザー
「新しい日本語能力試験 — 改訂のポイントを学習者にどう伝えるか?」 
2009年
3月21、22日
ベルン
横溝紳一郎
佐賀大学留学生センター教授
教師はどうやって学習者のやる気を引き出すのだろう?2
近藤裕美子
国際交流基金パリ日本文化会館
  日本語教育アドバイザー
書く活動2
分科会
11月7日
ベルン
研修報告
フックス美千代
国際交流基金欧州日本語教師研修会 概要報告 「JFスタンダードとCEFR」 
研修報告
小幡谷友二
「教材作成アイディアの紹介、会話の授業の見直し」 
研修報告
モジマン生子
国際交流基金海外日本語上級研修会 概要報告
「教科書分析の方法―課分析と練習分析を通して、問題点・課題を見つける」
「第二言語習得理論などを取り入れた、コミュニカティブな教室活動」「参考文献、役に立つインターネット・リソースなどの紹介」
 
2008年
3月1、2日
ベルン
平田オリザ
大阪大学教授td>
コミュニケーションとしての日本語教育 
岩澤和宏
国際交流基金ケルン日本文化会館
日本語教育専門家
Can−Doを基本にした授業と評価 
分科会
11月8日
ベルン

ハインリヒ・ラインフリード
チューリッヒ大学東洋学部
スイス国立工科大学、サンクト・ガレン大学講師、
チューリッヒ州立高校2校、ラッペルスヴィル高等技術専門学校講師
アジア現代語学院校長
「教師が知識を与える」から「生徒が自分で知識を得る」へ ―日本語の授業に於ける「教育学上の構成主義」のアプローチと教科書への応用について― 2
研修報告
村野千江
国際交流基金欧州日本語教師研修会 概要報告 「CEFの理解と実践例」の紹介 
研修報告
渡辺ロッフェル芽
自分の教え方を見直す―会話・聴解・作文の講義を元に 
2007年
3月17、18日
ベルン
北條淳子
早稲田大学名誉教授
国際交流基金パリ日本文化会館
日本語教育アドバイザー
国際交流基金制作ビデオ教材「エリンが挑戦」の紹介 日本語教育のための文法について学ぶ 
佐々木瑞枝
武蔵野大学大学院教授
生きた日本語を教える工夫
日本語の中のジェンダー表現とイラスト
 
分科会
11月4日
ベルン
阿部信泰
在スイス日本国大使 講演
日本、スイス間の外交事情 
研修報告
長嶺孝子
欧州日本語教師研修会 概要報告 アイスブレイクとコースデザイン の紹介
文法 の紹介
 
研修報告
マテールミ子
読むことの指導 の紹介
学習評価 の紹介
 
研修報告
ケラーゆかり
(ミュラー鈴木良子)
話すことの指導 の紹介
漢字・語彙の指導 の紹介
 
研修報告
スルツベルゲル三木佐和子
海外日本語教師上級研修とは
CEFR/ELPとは
上級研修プロジェクト 日本語能力試験
 
2006年
3月18、19日
ベルン
加賀美常美代
お茶の水女子大学助教授
日本語教師と学習者の一般的な心理問題とその解決について
教育価値観の異文化間比較
 
沼崎邦子
国際交流基金ケルン日本文化会館
日本語教育専門家
新しい日本語能力試験 —どういう点が新しくなるのかー
日本語を継承するーアルゼンチンの日系移住者の実践から学べることー
 
分科会
9月3日
ベルン
谷道まや
国際交流基金ケルン日本文化会館
専任講師
学習者のアウトプットを引き出す方法
—みんなの日本語、Japanese for Busy People をベースにしてー
 
研修報告
フォーゲルひろみ
初級クラスのための旅行に役立つ聴解教材(短期用) 
研修報告
クレニン道上まどか
欧州日本語教師研修会概要報告
授業に活かす様々な取り組みの紹介
 
研修報告
シュワルツェネッガー竹本真砂子
インプット活動の学習設計(読解)の紹介 
2005年
3月12、13日
ベルン
平高史也
慶應義塾大学総合政策学部教授
多言語多文化社会における言語政策
接触場面における非母語話者の言語行動と第2言語教育
 
戸田貴子
早稲田大学大学院日本語教育研究科助教授
欧州の日本語学習者のための日本語教育 
分科会
9月18日
ベルン
研修報告
長嶺孝子
授業を楽しくする工夫例
初日から使えるIT
 
発表 ロース・牧野泰子文字への興味を引き出す工夫
動詞の活用表の使い方
中だるみ状態脱出の試み
 
2004年
3月27、28日
ベルン
加藤清方 東京学芸大学教授マンガで学ぶ日本語 ジェトロビジネス日本語能力テスト作成法 
林明子
東京学芸大学助教授
読みのストラテジー:テクスト分析と読解指導 会話の対照分析と教育への応用:沈黙は金? 
分科会
9月12日
ベルン
星亨
ケルン日本文化会館日本語教育アドバイザー
実践に役立つ教授法 
研修報告1
 Beck阿部真理子
漢字知識の基礎の基礎 
研修報告2
 Blaser好美
教科書シラバス分析表に対応するロールプレイ 
2003年
ヨーロッパ日本語教育シンポジウム
9月12,13,14日
ベルン
鈴木孝夫
慶應義塾大学名誉教授
脱西洋中心主義を目指す日本語教育を 
二宮正之
ジュネーブ大学教授
日本語ナショナリズムをいかに超えるか 
加藤清方
東京学芸大学教授
情報通信技術を利用した日本語教育のあり方 
2002年
3月16、17
日 ベルン
牧野誠一
プリンストン大学東アジア学部教授
ウチとソトの言語文化学
「OPI会話能力評価テスト」と実践
 
川村よし子
東京国際大学商学部教授
インターネット時代に対応した新しい読解教育「リーディング・チュウ太」を使った授業の実践とその評価 
分科会
9月
バーゼル
山田ボヒネック頼子
ベルリン自由大学準教授
新しい日本語教育をめざして:理論と実践―「ことば化」・言語習得・記号的考察 
研修報告Mosimann中西生子擬音語・擬態語を取り入れた授業  
2001年
3月12,13日
ベルン
太田 亮
金沢大学留学生センター助教授
日本語教育におけるコンピュータの利用と活用を考える。解説と実践 
吉岐 久子
那須大学都市経済学部助教授
カリキュラムと評価。現場における実際的な工夫 解説とワークショップ 1
分科会
9月1日
ベルン
Klopfenstein 朋子
チューリッヒ大学日本学部講師
漢字のロマン1
研修報告
Schärer-山崎裕美
統語論の導入 1
研修報告
Clénin 道上まどか
コンピュータ、インターネットを使った教材作成1
2000年
3月13、14日木谷直之
国際交流基金
ロンドン日本語センター主任講師
「教科書を作ろう」の説明と応用。自分の現場に会った教案作り 会話力をつける指導方法  
江副隆秀
新宿日本語学校校長
江副式教授法の紹介と実演
「重箱文法」の紹介と解説
 
分科会
9月15日
チューリッヒ
アニエス ランドルト
ジェトロ チューリッヒ事務所
ウルス ロースリ
ジャパンコンサルティング社長
ペーター ネルソン
スイス外務省第二政務局 日本語を外国語としてそれぞれの方法で学んだ3人によるパネルディスカッション 
研修報告
Christen-井上早苗
視覚によって学習者の発話を促す教え方 
1999年
3月13、14日
ベルン
林 さと子
津田塾大学助教授
学習者の多様性と個別性
直接接触体験を取り入れた会話、聴解の指導
 
石井 恵理子
国語国立研究所
日本語教育センター研究官
多様なメディアを活用した漢字学習
統合的学習活動の設計
2
分科会
10月8日
クローテン
中島 和子
トロント大学東アジア学科准教授
異文化環境で育つ子供の日本語教育
年少用OPI コンピュータ活用の作文教育
2
研修報告
Fuchs-清水美千代
初・中等教育の教材研究 
1998年
3月14日
ベルン
田中 幸子
上智大学外国語学部助教授
コミュニカティブタスクの設計と実践
タスクの考え方・ワークショップ
1
分科会
8月29日
バーゼル
小屋 逸樹
慶応大学助教授
一般言語学と日本語の統語的特徴 3
研修報告
Roos-牧野泰子
実物教材の授業への生かし方 
1997年
月11、12日
ヌシャテル
高見澤孟
昭和女子大文学部教授、
国際教育部次長
ビジネス日本語の現状と展望、日本語の揺れ
実物教材の効果的な利用法
2
ハント 蔭山 裕子
昭和女子大文学部講師
第二言語取得理論の教授法への応用1
自動詞・他動詞の指導法、作文と誤用訂正2
分科会
8月29日
ジュネーブ
二宮正之
ジュネーブ大日本学科教授、
パリ国立東洋言語文化研究所 講師
言語の論理性、文法性、明晰さ
日本語とフランス語の言語、文化比較
 
研修報告
丸山祥子
視聴覚教材の有用性とその使い方  
1996年
3月15-17日
ルツェルン
石田 敏子
筑波大学文芸、言語学系教授
作文、話し方の指導 教案、教材作りのワークショップ  
大曽 美恵子
名古屋大学言語文化部教授
助詞、副詞節、敬語の問題。モダリティ インターネットの活用1
分科会
9月13日
ヌシャテル
小川 誠
ケルン日本文化会館 派遣講師
直説法を導入したコミュニケーション活動
直説法の基本技術の紹介
 
研修報告
Kissling-米山香子
歌を使った授業方法とその効果  
1995年
3月17-19日
オルテン
加納 千恵子
筑波大・文芸,言語学系助教授
漢字の導入法、練習法
最近の教材、教具の説明
 
小出 慶一
群馬県立女子大学助教授
視聴覚教材の導入法 最近の評価についての考え方  
分科会
9月22日
チューリッヒ
Dr. Heinrich Reinfried
スイス国立工科大他 日本語教師
スイスにおける日本語教育 スイス人学習者を教える際の問題点 1
研修報告
Sulzberger-三木佐和子
Fredenhagen-村上淳子
世界の日本語教育事情 会話能力向上のプロジェクトワークと会話のストラテジー 
1994年
1月15、16日
ベルン
澤井 康子
ケルン日本文化会館 派遣講師
直説法を使った初級の最初の授業の進め方 教材紹介、文字の導入、ビデオの使い方 
8月19、20日
オルテン
澤井 康子
ケルン日本文化会館 派遣講師
初級後半から中級前半のレベルの教え方 条件、受け身、敬語、使役を直説法で  

右端の数字は講義の録音テープの本数で、「網の目文庫」に入っています。